2016年10月31日

ベルゼバブ

ロケ地での撮影終了報告が次々にアップされてますね。
7か月ぶりのあきほ新聞まで。
おほほ。

さて、ロケ地で様々なことがありました。
笑いすぎて腹筋が引きちぎれるんじゃないかというようなこともありました。
特に撮影監督と撮影助手のやり取りなんか、もう狂い死にしそうでしたけれども。
まぁ、その辺は、おいらたちだけのひーみーつー。

さて、今回のロケ地。
地主様の意向により、場所の特定が出来ないようにしています。
ある意味廃墟であり、世の中にはそういう場所が好きな人もいるので・・・。
治安を考えて、機械警備も入れてあるような場所でした。
そんな工場の扉が開いたのは実に20年ぶりです。
そんな場所での撮影だったのです。

そんな中、おいらたちは、とある原始的な生物との戦いに明け暮れました。
季節だからなんでしょうか。
温かいものをみつけると、そこに現れ、これでもかと近寄ってきます。
なんだったら、目の前で交尾までしやがります。
それでいて、まったくもって、こちらの攻撃をものともしません。

ハエ。

なぜ、やつらがあんなに大量にいたのか、さっぱりわかりません。
いや、わかります。
あれは、撮影前だったでしょうか。
確実に香ばしい日がありました。
そう。
秋の収穫を終えた、近所の畑や田んぼに、肥が撒かれたのです。
ああ・・・そういう時期か・・・と楽観視していたのもつかの間。
その日を前後して、やつらは大量に現れました。
コエはキコエテいるか。

初めは、成田さんがスプレーで戦いました。
ですが、惨敗です。
一発で落ちると書かれているスプレーをかけると、むしろ一斉に飛び立っちゃって、話になりません。
ポテリと落ちるとこなんか、一回も見てません。
次に、金子さんが、ハエ取り紙をぶら下げました。
最初の一匹が捕まるまでは、ガン無視されました。
恐らく、メスかなんかが引っかかるとフェロモンとかで寄るのでしょうか?
とりもちをするりと飛びぬけていくやつらに歯噛みしたものです。
最後に立ち上がったのはメイクのひろみさんです。
キンチョールを手に、ムカツクー!とか叫んでました。
キンチョールだけは、相手にダメージを与えていたような気がします。

けれど、数日後。
おいらたちは、その戦いに完全に慣れてしまいました。
既に、難民のドキュメンタリーのごとく、顔についたまま、ケラケラ笑っておりました。
ほくろ侍だらけです。
背中を歩いているぐらいでは、なんとも思いません。
なんだったら、本番中にカメラの前を横切っても。
「まぁ、時代感でいえばありだね」
・・・と、OKです。

・・・そういえば、ロケ地の事務所かなんかに「うじ殺し」の缶が転がってたな・・・

ちなみに終戦直後は、実際に、ハエだらけだったようです。
そこいら中に、遺体が転がっていたのもありますし・・・。
怪我をして膿んだところにうじがわくというのも実際にあったそうです。
だから、実際にリアルと言えばリアルなのです。

そんなわけで、本日最後のロケ地訪問でも。
うっすら飛んでいました。
人がいなくなった分、急に少なくなったようでした。

あの土地は、大金神、姫金神の在る土地でした。
明治時代に建立した石碑が建っていました。
凶神です。
なので、毎朝、手を合わせて、水をあげました。
土地をお借りする旨を、毎朝報告しました。
どこかに地獄の穴があって、ベルゼバブもいたのかもしれません。

でも、無事に進んだのだから。
ベルゼバブも金神様も、認めてくれたのかなぁと思っているところです。
つづき
posted by 前方公演墳 at 22:41| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 小野寺隆一の前墳本当にあった事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月30日のつぶやき














posted by 前方公演墳 at 00:01| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月30日

河原幸子の今週の個人的MVP


今週の受賞者は…

小野寺 隆一さん。

でらっちー。

視野の広さに驚愕する。

タイト過ぎるスケジュールの中、疲労で思考がボヤけそうな時、寒さに集中力が奪われそうな時、でらっちはカメラの後ろで動き、今、この瞬間に必要だと思われる言葉を大きな声で知らせていた。

長丁場になったガールズのラストに近いシーン。

長い時間カメラの前に居続けるガールズ達の為にミネラルウォーターを差し出してくれる。

スタッフの方が休憩場所でポツリと言った言葉。
「涙なんて使い捨てだよ」っていい歌詞だよな。
若い男性のスタッフさん。

やはり、この作品は女性だけに染みる作品ではなく、男性にも届けられ感じてもらえる作品なのだと、何度も何度も思っていた事を、また改めて確信する。

撮影を終えた後の自分はどーなるのかなと興味があった。
とても静か。
5日間使った体の痛み。
感情的になるのか、開放感に浸るのか。
全く違う。
まだ続いてる。
編集が終わり一本の映画として目にする時、その時まで心が動かない気がしてる。

第一に役者として存在しつつ、刻々と変わる状況を見極め対応する指示を出す事は異常に困難な事なのに、この経験を第一優先の役者として芝居に生かせるんだと、カラッと言ってのける…でらっちに決定。

そして、全ての日程を通して仕事に徹している姿しか見なかったスタッフの方々。
ロケ地を快く提供して下さった企業の方々。
何よりこの撮影を現実のものとして下さった、クラウドファンディング多くの支援者の皆様。
心から…体全体で…ありがとうございます!
posted by 前方公演墳 at 23:30| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 河原幸子の今週の個人的MVP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする